6.フィードバック | ||
望ましい患者行動 | ・薬剤の効果や副作用について医師に報告する。 | |
・指示どおりに薬剤を使用することができたかどうかを医師に報告する。 | ||
・薬剤の効果や副作用について不安がある場合、医師に相談する。 | ||
薬剤師の対応 | ・患者自身が薬剤の効果や副作用について、医師に報告することにより、次回の処方にその報告内容が反映されることになります。ところが、薬剤についての専門知識のない患者が、的確な情報提供を行うことは困難な場合があります。 | |
・そこで、薬剤師は患者が報告するポイントを具体的に示したり、患者に代わって報告したりすることもあります。 | ||
・「お薬手帳」を効果や副作用の記録にも活用し、フィードバックに役立ててもらうことも有効な方法の一つです。 | ||
◎「人間は、行動の直後に何か良いことがあると、その行動を続ける」という行動原則があります。患者からのフィードバックにはすぐに具体的な対応をしましょう。 | ||
より理解を深めるために、「患者行動とABC分析」をご覧ください。 | ||
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